ゲームのルールはなぜ破られるのか?ゲーム大好き人間の母が考察してみた

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あるお母さん

ゲームばっかりして!いい加減にしなさーい!!

あるお母さん

宿題が先でしょ!何度言ったらわかるの!!

この言葉を1日に何回も言っているお母さん、多いのではないでしょうか。

子どものゲーム問題

これ、子育て中のお母さんたちと話していると、必ずと言っていいほど話題に上がるテーマだなぁと感じています。

  • うちの子、隠れてゲームするんです
  • 時間を決めても守らないんです
  • ゲームのことになると親子喧嘩になるんです

わかる。ほんとにわかる。
私も「ゲーム=悪」という家庭で育ってきたから。

今日は、そんなゲームとの向き合い方について、特に「ゲームのルールは、なぜ破られるのか?」を考察した上で、ゲーム大好き人間のたびはむがたどり着いた、家庭内ルールの決め方について書いていきます。

  • ゲームの向き合い方について悩んでいる
  • ゲーム以外でも家庭内のルールについて決めたい

そんな方にぴったりな記事です。

目次

ルールを「親が決める」から破られる

結論としては、ルールを「親が決める」から破られる。
これに尽きるなと思っています。

  • 親が決めた根拠のない門限
  • 親が決めた根拠のないゲーム時間
  • 学校で決まっている謎の校則

こういう「よくわからないルール」って、破るための抜け穴を探したり、隠れて破ったりしていませんでしたか?

子どもは賢いです。
筋が通っていないルールや、守る目的が明確でないルールは簡単に見透かされます。

ルールを押し付ける代償は大きい

そして、ルールが守られない割に、押し付けることの代償は大きいな、と感じています(これは私の実体験)。

  • ゲームしてると思考停止になる
  • ゲームするくらいなら勉強してほしい
  • ゲームしたら頭が悪くなる

世の中には「ゲーム=悪」って空気、ありますよね。
だからこそ、多くの家庭で

  • 1日30分まで
  • 宿題が終わってから
  • 週末はちょっと長めにやってもいい

などのルールがあったりします。

たびはむ

ちなみに、たびはむは今でもこはむとゲームするくらい、大のゲーム好き。だけど、1日30分の制限がある家庭で育ったよ。

高校3年生の冬。家にファイナルファンタジー10(以下FF10)がやってきて、受験勉強そっちのけでプレイをしたのはいい思い出。でも、1日30分までと決まっていたから、次のセーブポイントまで辿り着けなくて「ブチッ」と電源を切られる。そんな時は隠れてFF10をプレイするのが日常でした。

おかげで大学進学して一人暮らしをした時には、反動で寝ずにゲームをして昼夜逆転したほど。

生活リズムは崩れるし、体重は不摂生が祟って20kgくらい増えるし、授業中は常に眠いし、まぁまぁ悲惨な生活を送っていました。でも、今まで抑圧されていたから、やりたくて仕方がないんですよね。

だからこそ、身をもって知っている。
ゲームのルールは「親が強制しても意味がない」と。そして、守られない割に代償が大きいと。

ゲームのルールは「家族会議」で決めよう

そんな実体験があるからこそ、こはむがゲームに興味を持ち始めた時、正直、私も迷いました。

ちなみに、禁止する気持ちはゼロ。
そもそも「ゲーム=悪」とは思っていないし、私自身、ゲームで学んだこともたくさんあった。とはいえ、無制限にやることのリスクがあるのもわかるし…。

たびはむ

あっ、家族会議で決めよう!

そこで選んだのは「家族会議」
我が家には、家庭内のルールを決める時の条件があります。

  • 全員が揃っている場で決める
  • 子どもだけに適用するルールは作らない
  • 決めたら大人も子どもも全員が守る
  • 罰則を設けるなら、筋が通ったものだけ

だから、ゲームについても同じように家族全員で話し合うことにしました。

ルールを決める前に「目的」を決めよう

ゲームのルールを決めたのは息子が4歳の時。
まだこの時は結婚していたので、家族3人(夫・私・息子)全員で集まって、ルールを決める前に「ぶっちゃけ、ゲームってどう思う?」を出し合うことに。

  • ゲームは楽しい!
  • やりたい!(3人ともゲーム好き)
  • 仲良くプレイできるようにしたいね
  • でもやりすぎると目が悪くなるよね
  • でも睡眠時間を削るのはダメだよね

こうやって全員で意見を出した上で「ルールを決める目的」をまず決めました。

我が家のゲームのルールを決める目的は2つ。

  1. 喧嘩せず楽しくプレイするため
  2. 健康に生活するため

目的がはっきりしたら、あとはそのためのルールを決める。

  • 5:00〜就寝時間の3時間前まで
  • 1時間やったら1時間休む

これなら就寝時間が違う大人も子どもも、同じルールを守れる。子どもだけ制限されて、親は夜中までゲームしている、なんてことがない。でも「仕事から帰ってきたらゲームできないじゃん!」なんてこともない。全員同じ条件。

ちなみに「なぜ1時間も休憩を挟むの?」というと、ゲームの取り合いにならないように。

休憩時間が「10分」になると、自分がやったあと「10分後に予約しまーす!」って言われたら、次の人がプレイできなくなっちゃう。だけど、ルールとして1時間休むって決まっていたら、その間に別の人がプレイできる。

そうみんなで思ったので、1時間やったら1時間休むというルールが出来上がりました。

「目的」があったからこそのルールです。

全員が納得して決めたルールは「守るもの」になる

このルールを決めてから8年が経つけれど、基本的に一度も破られたことがありません(年越しのカウンドダウンイベントなどは特別枠で親子で楽しんでいるので、ここは例外)。

息子も私も自分でタイマーをセットして、時間になったら休憩する。だから中学生になった今でも、ゲームのプレイ時間について注意したこともありません。

なぜか。

全員が納得して決めたルールだから。

もしこれが

  • 子どもだけに適用して、親は夜中もゲームしている
  • ルールを破ったら漢字100字書くという意味不明な罰がある
  • Nintendo Switchの時間制限機能で強制的にできなくする

こんなルールだったら、たぶん息子もルールを守っていなかったと思います。

ルールって、押しつけられた瞬間に「破りたいもの」に変わる。
でも、目的を明確にしてみんなで決めたルールは「守るもの」になる。

ルールを決める上で、大切にしている考え方です。

ゲームは世界を広げる「入口」だった

ここからが、私が1番感じていること。
それは「ゲームって、向き合い方次第で、子どもの可能性を無限に広げてくれる」っていうことです。

ルールは決めたけど、ゲーム自体を制限しなかった結果、この8年で息子に何が起きたか。

  • マインクラフト
    最初は遊んでいただけだったが、次第にオリジナルのゲームを作成するようになる(英語や電気回路もマイクラで学ぶ。最近見てて思うのは、多分論理的思考も身につき始めてる)
  • どうぶつの森
    たぬきちへのローン返済で、足し算引き算が暗算でできるようになる
  • ドラクエ11
    似た街があることを知り海外に興味を持つ海外に行ってマックを食べる→世界中食べ比べてみたくなり世界一周する

ここに書いたのはほんの一例。
他にもゲームを通じて、こはむはたくさんのことを学びました。

ゲームの世界で出会った知識が、学校の授業と繋がった時「あ、これ知ってる!」と目を輝かせる息子を見て思ったこと。それは

ゲームは「学びの敵」なんかじゃない。
子どもの世界を広げる「入口」だった。

もし私が「ゲームは1日30分」と制限していたら、ゲームは悪いものだって決めつけていたら、息子の世界の広がり方は変わっていたかもしれない。

そう思うと、あの時しっかり話し合う時間を持ってよかったと心から思います。

ゲームが悪いんじゃない。どう向き合うかが大事

今、ゲーム問題で苦しんでいるお母さんに、1つだけ伝えたいことがあります。それは

ゲームそのものに、いいも悪いもない。
あるのは「どう向き合うか」という、向き合い方の問題だけ。

ということ。
そしてその向き合い方は、親が一方的に決めなくていいんです。子どもと一緒に決めていい。むしろ、一緒に決めた方がうまくいくなぁって感じています。

だって、子どもは「1人の対等な人間」だから。

ゲームについて話し合ってみよう

もし今、子どものゲーム時間で毎日バトルしているなら、1つ試してみてほしいことがあります。

あるお母さん

ゲームのルール、一緒に考えない?

と、子どもに提案してみませんか?

「1日何時間がいいと思う?」
「どうしたらみんなが楽しくプレイできるかな?」

大人が決めたルールを守らせるのではなく、一緒に考える。ルールを話し合うことは、まだハードルが高いんだったら「ゲームについて思ってることを話そう!」と話す場から始めてみるのもオススメです。

その一言が、ゲーム問題だけじゃなく、ざっくばらんに思っていることを話す、親子の関係を作るきっかけになることもあります。

ゲームは子どもの世界を広げてくれる可能性がある道具。

たびはむ親子のゲームとの関わり方が、少しでも参考になったら嬉しいです。

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この記事を書いた人

リアル(現実)でもバーチャル(ゲーム)でも旅するハムスター。好奇心旺盛で「やりたい!」と思ったら、後先考えずにやっちゃうタイプ。最近は、こはむとマイクラを始めて、沼り中。

「何にも縛られず、自分のペースで自由に生きる」をモットーに、大切なモノを大切にして、それ以外を手放して軽やかに生きている。

大好きなのは、チョココーティングの柿の種。

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